~尿酸値について~

先日の健康診断で『尿酸値』が高かった為、どうしたら下げることが
出来るか。また、どの様な病気になりやすいか調べて
みました。

 1.尿酸とは?

尿酸とは、プリン体』という物質が体内で分解されたあとにできる
老廃物のことです。
プリン体は、運動したり臓器を動かしたりするための
エネルギー物質で,常に体内で作られています。
プリン体は主に肝臓で分解され尿酸となり,一時的に体内に
溜め込まれた後,尿や便として体の外に排泄されます。

アルコールや食べ物に含まれているプリン体を気にする人が
多いのですが、実際はアルコールや食べ物から体内に吸収される
プリン体から作られる尿酸は2割程度
残りの8割は体内にあるプリン体から尿酸は作られます。

 2.尿酸値の適性値・基準値は?症状は?

血中の尿酸値が7.0mg/dLを超えると『高尿酸血症』と呼ばれます。

『高尿酸血症』の状態が続くと、血液に溶けきらなかった尿酸は
結晶になって関節に沈着し、急性関節炎『痛風』を引き起こします。

『痛風』による痛みが起きると、患部には腫れや赤みが起こり、
熱を持ちます。
痛みは1、2日間がピークで、1~2週間経過すると、痛みは完全に
引いていきます。
人によって期間は様々ですが痛風発作が繰返し起こるようになります。

『痛風』の発病割合は男性9割・女性1割と圧倒的に男性が多いです。

 3.尿酸値が高くなる原因は?

高尿酸血症は、主な原因としては次の通りです。

①尿酸の排泄低下
肥満や運動不足、脱水、腎不全、アルコール過剰等が原因となります。
日本人の患者の約5割を占めます。
②尿酸の産生増加
肥満や運動不足、造血器疾患、アルコール過剰等が原因となります。
日本人の患者の約2割を占めます。
③混合型
尿酸の排泄低下と尿酸の産生増加の両方のタイプの合併です。
尿酸が多く産生される上に、排泄量も少ないので過剰な尿酸が
残ります。
日本人の患者の約3割を占めます。

 4.尿酸値を下げるには?

尿酸値を下げる為には、下記のことが大切です。

①適度な運動を行う。
ウォーキングや軽い運動(有酸素運動)を定期的に行うと
肥満解消に効果的で、尿酸値低下につながります。

②水分を多めに摂る。
一日2Lを目安に水分を摂るようにしましょう。
しかし糖分の多く含まれる清涼飲料水は、飲む量が多く
なると尿酸値を上げてしまう恐れがあるので摂り過ぎに
注意が必要です。

③ストレスをためない。
ストレスは尿酸値を上げる原因になるので、ストレスを
ためこまない事が大切です。

④バランスの良い食事を摂る。
プリン体を多く含む食品は過剰摂取しなければ、制限する必要は
ありません。
主食(米やパンなど)と主菜(肉や魚類など)・副菜(野菜類など)を
バランス良く組み合わせて、食べ過ぎないように(腹八分目)を
心掛けましょう。

⑤アルコールは、ほどほどに。
アルコールを摂取するとプリン体の有無に関わらず、
尿酸値は上昇します。
アルコールの摂取量する場合の目安は、1日あたり日本酒1合、
ビール500mL、ウィスキー60mL程度が良いとされてされています。
普段から良くお酒を飲む方は、週に1,2回「休肝日」を設けましょう。

⑥尿酸値を下げるのに良い物。
コーヒーや牛乳などの乳製品、野菜や海草、キノコ、大豆製品
尿酸値を下げる効果があると言われています。

 5.まとめ

暴飲暴食を避け、適度な運動を定期的に行うと、尿酸値の低下と共に
肥満解消へと繋がります。

生活習慣病予防の為にも、規則正しい生活を心掛けましょう。

 【おまけ雑学】

『痛風』という名前の由来は諸説あり、有名な説は次の通りです。

・風が吹くように強弱をつけて痛みが酷くなったり、和らいだりを
   繰り返すことから。

・痛みが出ている箇所は、風が吹いて当たっただけでも痛いことから。

 

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