~がんセンター入院その1 縦隔腫瘍~
2017年 10月 10日(火)

今日から約1週間の入院生活のスタートです。

前に手術をした際、手術後数日は痛みがひどく、かなり辛い時期が
あったのを思い出し、今回も同じなのかぁと不安だらけでした。
(10代の頃なので約20年前ですが、足の複雑骨折をし、
ボルトをいれる手術をしました。)

 1.入院当日の朝

今日は11時に病院へ行き、入院の予定です。

朝はいつもの様に、6時頃目が覚めて、子供達がそれぞれ
学校・幼稚園に行くのを見送ります。

入院セットを奥さんが用意してくれていたので、
朝ご飯をゆっくり食べてお風呂に入り、準備万端です。

入院の際に持って行った物は下記の物です。

・パンツ
・肌着
・退院時の着替え
・タオル
・入浴セット
・カミソリ
・歯磨きセット
・ティッシュペーパー
・サンダル
・湯呑み
・スマートフォン
・暇潰し用の本
・現金(あまり多目には持って行ってません。)
・イヤホン
・診察券
・保険証

(普段パジャマを着る習慣がないので、家にパジャマはありません。
したがってパジャマはレンタルする予定でした。)

入院セットを持って、いざ病院へ出発です。

 2.受付

今日は入院受付なので、いつもの機械受付で無く、
『入院専用受付』にて受け付けを行います。

受け付けにて入院病棟の場所を聞き、ナースステーションに向かいます。

入院病棟のナースステーションにて、再度受け付けをし、病室に向かいます。
(当然、個室に入る予算は無いので、大部屋ですが、、、。)

 3.入院初日-病室にて-

さて、ようやく入院病室に到着です。
(4人部屋でした。)

まずは看護師さんに、バーコードのついた『リストバンド』
手首につけてもらいます。
(採血などをする際に、間違えが無いよう本人確認をする為らしいです。)

リストバンドを着け終わったら、病棟内の簡単な説明があります。

非常口の位置、シャワー室・浴室の使い方、自動販売機の位置等の
説明がありました。
(ナースステーションの前に、体重計があり毎日測定するそうです。)
パジャマのレンタルも済ませました。

一通り、看護師さんの説明があり、

『今日は採血検査だけなので、明日(手術)に備えてゆっくりして下さいね
体温と脈拍だけ測ったら、採血室に行ってください。』

と言われ、体温と脈拍を測ってもらいました。

 4.重大事件?!

看護師さん

『38.5℃もありますよ?!』

いやいや、そんなわけはありません。
頭も痛くなく、熱っぽさすらないのですから。

もう一回測ってみます。

結果...。

『38.3℃』

看護師さん

『インフルエンザの予防接種はしていますか?!』

⇒今まで、一度しかしたことがありません。
※ちなみに去年はインフルエンザにかかりました、、、。

『この体温だと、明日手術はできませんね~。熱が下がらなかったら
一度退院していただき、再度手術日を決定することになります。』

という、お言葉が。

まさか、手術が出来なくて、入院延期とは。
そんなことは、考えてもいませんでした。
さすがに、そんなことは会社にも言いづらくて避けなければ。

『一応、ンフルエンザの検査をしますので、処置室にきてください』

看護師さんと、処置室に向かいます。

(なんとなく、そういえば熱っぽいなぁと思い始めました。)

 5.インフルエンザ検査

インフルエンザの検査は、鼻の奥の粘膜を採取するため、
綿棒みたいな物を、鼻の奥に突っ込みます。

今まで、2,3回やったことがありましたが、気持ち良いものでは
ありませんね。

検査結果が出るまで、1~2時間掛かるらしく、それまでは
病室で待機となりました。

まさか、インフルエンザだったら、このままUターン帰宅です。

この時点で14:00前頃です。

さぁ、どうなることやら...。

※次回に続きます。   

~がんセンター入院その2 縦隔腫瘍~
2017年 10月 10日(火)

入院初日にまさかの高熱!

手術は無事できるのか?

 

 1.インフルエンザ検査結果

高熱の為に受けた『インフルエンザ検査』の結果を待ちます。

まさか、腫瘍摘出手術の為、インフルエンザの検査をする
なんて思っても見ませんでした。

しばらくして、看護師さんが来て

看護師さん

『インフルエンザでは、無かったですよ!もう一度、体温を
測ってみましょう!』

って事で、もう一度体温を測ります。

『36.8℃』

あの高熱は何だったんでしょうか?

結局、看護師さんからは、

『手術があるから、緊張して、熱が上がったのかもね?!』

と冗談半分に言われました。

何はともあれ、一安心です。

 2.手術前説明

なんとか、熱も下がり手術も無事受けられそうなので、採血室にて
『血液検査』を実施します。

血液検査終了後、担当医より、手術前の説明』がありました。

担当の先生からの主な説明は下記の通りです。

【手術について】
⇒胸腔鏡手術にて腫瘍を摘出する。(開胸手術は予定してない)
⇒切開は計4ヶ所(1ヶ所は『胸腔ドレナージ』用)
⇒全身麻酔にて手術を行う。
⇒手術時間は1.5時間~3時間を予定している。
⇒手術開始時間は午前9:00予定

――――――――――――――――――――――――――――――
◎【胸腔ドレナージとは】
開胸手術や胸腔鏡手術を行った場合、胸腔からの空気または
液体の排出などの為に、胸腔の中にドレーンを挿入すること

――――――――――――――――――――――――――――――

【後遺症について】
⇒『ホルネル症候群』が出る場合がある。

【手術後について】
⇒手術当日は、飲食禁止。
⇒順調に行けば、翌日には院内を歩いて体力回復を行う。
⇒腫瘍は検体検査を行う。(結果は約1ヶ月後)

一通り、説明を聞き終えて『手術承諾書』『麻酔承諾書』
署名をしました。
(担当医の説明途中に、麻酔科の先生からも説明がありました。)

手術後の色々な痛みを考えると憂鬱です。
(手術中は意識がないので、先生にお任せするしかないので、、、)

担当の先生からの説明が終わり、病室に戻ると、
看護師さんから手術当日の流れを説明されます。

・手術前に検査着に着替え、点滴をする。
・手術室は別棟にあり、そこまでは歩いて移動する。
・手術後、1時間程度はリカバリーコーナーで安静にする。
・その後は、ストレッチャーにて病室に戻る。
・手術担当の看護師さんは、若くてとても可愛い。

⇒最後の言葉を信じて、手術頑張ります(笑)

 3.手術日前夜

この日の夜から、病院食の生活です。
明日は、飲食禁止なので、水分も沢山取りました。

食後は特にすることも無く、テレビを見ながらボッーと過ごしていました。

午後9時には消灯になり、スマホをいじりながら、いつの間にか眠りに
ついていました。

※明日は、いよいよ手術当日です。無事に終わりますように!!

~がんセンター入院その3 縦隔腫瘍~
2017年 10月 11日(水)

いよいよ、手術当日の朝を迎えました。

縦隔腫瘍が発覚したのが、8月30日なので発覚から
約1ヶ月半での手術となります。

 1.手術当日の朝

当日は朝6時に起きたので、手術まで後3時間です。

テレビのニュースを見たり、スマホをイジったりして時間を
潰していました。

手術時間が近づいてきたので、看護師さんが『体温』及び『血圧』
測りにやってきました。

『体温』『血圧』とも、特に問題は無く、手術着を渡されました。

手術着に着替えが終わったら、麻酔用の点滴針の準備をし、
手術準備の完了です。

やはり、ドキドキします!

 2.縦隔腫瘍手術

いよいよ、手術室に向かいます。

奥さんも手術立会いの為に、来院しました。

看護師さんと奥さん、私の3人で別棟の手術室に歩いて向かいました。

手術室前で奥さんと別れ、手術室前室に入ります。

手術室前室に入ると、他に3名の方が待機していました。

9時ちょうどに手術室に呼ばれましたので、歩いて手術室に向かい
手術台の上に仰向けで横になりました。

いよいよ、手術が始まります。

まず、色々な器具を身体に付けられ、続いて麻酔科の先生が

『では、これから麻酔を使用します。』

と言って、麻酔が始まったと同時に意識が無くなりました、、、。

ついに、人生3回目の手術が始まりました。
※1回目は骨折した足にボルトを入れる手術(全身麻酔)
※2回目は足のボルトを取る手術(部分麻酔)

 

 3.手術完了(リカバリー室にて)

・・・ゆっくりと麻酔から覚めました。

薄着のせいか、寒気がします。

看護師さんが

『手術は無事終わりましたよ!』と言ってくれました。

「今何時ですか?」と聞くと

『12時半ぐらいです。手術時間は約3時間程度でしたよ!
そろそろ病室に戻りますが気分はどうですか』と言いました。

今のところ、どこか痛いという感じは無かったのですが、一つだけ
非常にツライことがありました。

それは尿道カテーテル』が挿入されていることによる

『残尿感』です。

―――――――――――――――――――――――――――――――
◎【尿道カテーテルとは】
尿道口から膀胱(ぼうこう)に通して導尿する為に使用するカテーテル。
神経障害や前立腺肥大などで排尿が困難な場合や、
手術時・絶対安静時などの排尿が困難な場合に使用される。
使用時は残尿感などの不快感がある事がある。

カテーテルは挿入時が一番痛く、抜く時はあまり痛みを感じないことが多い
―――――――――――――――――――――――――――――――

以前の手術の時はあまり、気にならなかったのですが、
(もう20年くらい前なので、実際はあまり覚えてませんが、、、)
今回は、もう半端ない『残尿感』に襲われました。

喉が渇いていて、カラカラの声で看護師さんに思わず、

「この管抜いてもらえませんよね?!」と聞いてしまいました。

看護師さんは、笑いながら

『早くても、明日までは取れないので、我慢してくださいね~。
では、そろそろ病室に戻りますよ~。』

と言って、ストレッチャーで私を病室まで運んでくれました。

この時は、

1.点滴
2.胸腔ドレーン
3.尿道カテーテル
4.ふくらはぎにマッサージ機(血栓予防)

を装着している状態でした。

 4.手術完了(個室にて)

看護師さんにストレッチャーにて病室まで運んでもらいます。

『今日は、部屋が変わりますよ』と言われ、個室に向かいました。
(すっかり忘れていましたが、手術前に言われてました、、、)

病室に戻り、本日は『安静』にしています。

ベッドにて装備品が増えました(笑)

1.酸素チューブ(鼻から酸素を送るタイプ)
2.脈拍測定器

 

手術当日の夜はとても長く感じました。

病室に戻ってしばらくすると、残尿感』は多少落ち着いたのですが、
とにかく、

腰』(腰痛持ちです)
『手術した方の肩甲骨』
の痛みに襲われました。

看護師さんからは、
『痛み止めが使えるから我慢しないで下さいね』
言われてましたので、何回か痛み止めをお願いしました。

寝るに寝れず、色々、管が繋がっているので、寝返りも打てず、
ちょっとずつ姿勢を変えながら、過ごしていました。

痛み止めも効いているのかイマイチ分からない感じでした。

『手術中、ずっと同じ姿勢だったので、体が痛いんでしょうね』
『脇の下の手術の傷は痛みますか?』

と看護師さんに言われました。

実際、手術で切開した脇の下は痛み止めが効いているのか、
痛みを感じませんでした。

そんな、ツライ状況の中、朝になれば多少良くなるだろうと思い、
ウトウトしつつ、寝不足のまま翌朝を迎えました

 

 

 

 

 

~がんセンター入院その4 縦隔腫瘍~
2017年 10月 12日(木)

昨日、無事手術も終わったのですが、腰などの痛みで
あまり眠れずに翌朝を迎えました。

 1.手術翌日の朝

ウトウトしていると、空が明るくなってきたのが、分かりました。

「やっと朝がきたぁ。」

と思い、またウトウトしていると、看護師さんが今日の予定を教えて
くれました。

その1.
今日から、朝昼晩に痛み止めと化膿止めの薬を飲む

その2.
『ふくらはぎのマッサージ機』を外す。(血栓防止用で使用)

その3.
先生の問診で問題なければ『胸腔ドレーン』『尿道カテーテル』
を抜く。

その4.
昼前ぐらいにレントゲン撮影がある。
(検査室に行くのではなく、病室にて撮影)

その5.
レントゲン撮影が終わったら歩いて病室(大部屋)移動

といった予定です。

まず、先生の問診から始まりました。

先生
『昨日の手術は無事終わりました。腫瘍は完全に取れました
検体検査に回しているので、結果は約3週間後に判明します。』
とおっしゃいました。

その後、手術傷と胸腔ドレンの状況を確認して、
『後で胸腔ドレンを抜きに来ます。』と言って、問診は終わりました。

もうすぐ、立って背中を伸ばせると思うと、安心して眠気がMAX
なってきました。
(この時点でも腰と肩甲骨の痛みは相変わらずです。
傷口はほとんど痛みがありません。)

しばらくして、看護師さんが

『今から水分取っても大丈夫ですよ。食事はお昼からでますよ。』

と言って、薬と水を持って来てくれました。

『薬を飲んだら、ふくらはぎのマッサージ機を外して、
ベッドから降りて少し足踏みをしてもらいます。』

しかし、薬を飲んですぐに眠気MAXに到達し、看護師さんが
『ふくらはぎのマッサージ機』を外してくれてる間に眠りに
落ちてしまいましたzzz。

 2.手術翌日の午前中 その1

どれぐらい、寝ていたか分かりませんが看護師さんが

『さぁ、足踏みしますよ~!』

と元気な声で起こしてくれました。

久しぶりに、そんな寝落ちをしてしまいました。
(昨日は熟睡出来ませんでしたから、、、)

ベッドから立ち上がると若干立ちくらみがしましたが、
すぐに回復して足踏みを1分程行いました。

足踏みが終わると、次は『胸腔ドレーン』を抜きます。

担当の先生が来て、ドレーンを抜いてくれます。

『息を吸って~、はいっ!止めて』

その瞬間、スルスルっていう感じであっさり抜けました。

抜いた後は、パチパチと医療用のホチキスで止めて完了しました。

ちなみに痛みはなかったです

続いて、尿道カテーテル』を抜きます。

『尿道カテーテル』を抜くのは、若干違和感があったのですが、
激痛などの痛みはなかったです。
(挿入時は激痛らしいのですが、手術中だったので当たり前ですが、
痛みは感じませんでした。)

忘れてましたが、脈拍測定器』も外してもらいました。

『胸腔ドレーン』
『尿道カテーテル』
『ふくらはぎマッサージ機』
『脈拍測定器』
が取り外されて、残る装備品(笑)は、

『点滴』『酸素チューブ』だけになりました。

   

  3.手術翌日の午前中 その2

『尿道カテーテル』を抜いてくれた看護師さんが、

『さぁ、後はなるべく動いて早く回復しましょうね。
早速一緒に歩いてみましょう。』

とりあえず、廊下を1周することになりました。

若干、足取りが重かったのですが、

『廊下1周徒歩旅行』

が、無事終わり、個室病室に戻りました。

病室に戻り、しばらくするとレントゲンの機械が運ばれてきて
病室で『胸部レントゲン』を撮影しました。

一通りの予定が終わり、大部屋の病室に移動しました。

 4.手術翌日の午後

大部屋の病室に移動したら、ちょうどお昼ご飯の時間です。

約1日半ぶりの食事で、いつもは大食いの私ですが、すべて
食べきれず、少しですが残してしまいました。

今日は後は、何もすることなく午後の先生の回診を受けて
『酸素チューブ』を外してもらいました。

明日にはお風呂に入れるみたいです。

夜ご飯を食べて、しばらく本を読みながらそろそろ寝ようと
思ったのですが、

『腰の痛み』

は、大分良くなったのですが(ヘルニア持ち)

『肩甲骨の痛み』(手術した側)

が、なかなか治まらなかったので、看護師さんに湿布を貼って
もらい、手術翌日は眠りにつきました。

※手術後は『早期離床』といって、なるべく早くベッドから離れて
体を動かすことが推奨されているみたいです。

あまり動いていない甲骨の痛で完全な熟睡は
出来ませんでした。
(手術当日の夜と比べたら、大分寝れましたが。)